仙台が、期限付き移籍中のJ2長崎MF奧埜博亮(25)とJ2松本FW山本大貴(23)を来季戦力として復帰させる方針を固めたことが、11月30日に分かった。中盤の複数ポジションをこなす奧埜は09年に仙台大から加入。13年7月に移籍した直後から主力として活躍し、約1シーズン半で55試合7得点をマークした。

 山本は今季駒大から加入。6月に松本へ育成型期限付き移籍した。9月下旬から先発に定着し、26試合で7ゴール。J1昇格を決めた福岡戦でも得点するなど素質を開花させた。他クラブで経験を積んで成長した若武者たちに、将来の中心選手として大きな期待がかかる。

 また、J3秋田GK石川慧(22)も復帰させる方針で、J3町田DF原田圭輔(26)は契約を更新しない見込み。