清水は9日、J1残留を決めた甲府戦から2日間のオフを挟み練習を再開した。J2富山に期限付き移籍していたFW白崎凌兵(21)が練習参加。前日8日に臨んだ契約更改では、来季復帰の打診を受けた模様で「攻撃では自由を与えられているイメージがある。やりやすいと思うし、ここでプレーしたいと思っている」と前向きな姿勢を見せる。この日も、紅白戦など約1時間半のメニューを精力的にこなした。

 1年半在籍した富山では50試合に出場し5得点。センターFWやボランチなど複数のポジションを経験。加えて、練習着の洗濯やスパイクの管理などJ1とは対照的な環境面も刺激に。白崎は「守備やオフ・ザ・ボールの動き、メンタル面でも成長できたと思う。この環境が当たり前にならないように、感謝の気持ちを持ってプレーしていきたい」と話した。【前田和哉】