昨季あと1歩でリーグ優勝を逃した浦和が、タイトル総なめでリベンジを果たす。6日にクラブ事務所が仕事始め。淵田敬三社長が社員を集めた年始のあいさつで、苦杯をなめた昨季を振り返った上で「戦力はそろった。国内でもアジアでも、勝つため全力を」とげきを飛ばした。

 捲土(けんど)重来へ、すでにFWズラタン、石原、武藤、高木、DF加賀、橋本ら、実績十分な選手の移籍加入を発表。「補強には満足」と同社長はうなずいた。昨季は開幕直後、差別を思わせる横断幕の掲出問題にも揺れた。クラブは再発防止へ万全をはかる一方、禁止されてきた横断幕の“復活”へ向け、サポーターとミーティングを重ねる。