ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)は1-2で敗れたウディネーゼ戦(アウェー)で出番なしに終わった。

 背番号10はベンチスタート。これで左足首の負傷から復帰後2戦連続でベンチのまま試合を終えた。

 試合後、本田は記者の声掛けに、軽くうなずいたが無言だった。

 クラブ公式番組のミランチャンネルによると、本田ら選手は試合後ミラノ郊外の練習場ミラネッロに戻り、そのまま施設内に宿泊。29日ジェノア戦(ホーム)までのミニ合宿に入ったという。

 試合後、インザギ監督は「試合はよくなかったし、チームの態度は気に食わなかった。それに腹を立てている。今日まで勝とうという意欲は持っていたが、それが消えてしまっていた。アプローチを間違えていた。今季初めて失望した試合だった。水曜からはこのユニホームを大切に感じている選手だけがプレーする」と話した。本田に出番が回ってくる可能性が高い。