14年W杯ブラジル大会の覇者ドイツが好発進した。難敵ウクライナにDFムスタフィ(バレンシア)とMFシュバインシュタイガー(マンチェスターU)のゴールで2-0と勝利した。

 ドイツは1-0の後半ロスタイムに、途中出場のシュバインシュタイガーが、MFエジルの左クロスをダイレクトで右足で蹴り込んだ。3月に膝を負傷し、出場が危ぶまれたチーム最年長の31歳は「すごくいい気分だし、ケガが治ったのがうれしいし、勝つことができてうれしい。あのボールはそんなに簡単なのじゃなかった。信じられないよ。まだ90分、120分は無理だけど、45分はいける」と笑顔をみせた。(中野吉之伴通信員)