アルゼンチンがFWメッシ(バルセロナ)の1ゴール2アシストの活躍で米国に4-0で圧勝し、決勝進出を決めた。

 アルゼンチンは前半3分、左サイドのショートコーナーからこぼれ球をメッシが相手DF裏へ浮き球を上げ、FWラベッシ(河北)が走り込んでヘディングシュートを決めてあっさりと先制。同32分にはメッシが左25メートルのFKを左足で鮮やかにゴール右へ突き刺して2点目を奪った。メッシはこれが代表通算55得点目で、バティストゥータを抜き単独トップとなった。

 アルゼンチンは後半に入っても攻撃の手を緩めず、同5分にFWイグアイン(ナポリ)が左足で押し込み、同41分にも再びイグアインがメッシのラストパスを右足で決めた。

 7万人を超える観衆の声援を背に戦った地元米国だが、前後半を通じてシュートは1本も放てず、CKも後半の1本のみという完敗だった。

 26日の決勝でアルゼンチンはコロンビア-チリ戦の勝者と対戦する。米国は25日に行われる3位決定戦に回る。