サウサンプトンDF吉田麻也(28)が決勝ゴールを挙げた。クリスタルパレス戦にフル出場し、1-1で迎えた後半38分の勝ち越し弾で、3-1での勝利を呼んだ。1月にFA杯での得点はあるが、リーグ戦では昨年2月8日ウェストハム戦以来となる今季初得点、プレミア通算4点目。チームは9位に浮上した。

 セットプレーの後で前線に残っていた吉田が勝利に直結するゴールを決めた。左サイドからの攻撃にオフサイドぎりぎりで飛び出し、ゴールに流し込んだ。ホームでは1月17日レスター戦以来の白星に「長い間ここで勝利がなかった。それだけにうれしい」と喜んだ。試合前にチームメートに「日本代表ではゴールを決めるのに、ここでは決めないね」といじられたそうで「彼が間違っていると証明できた」と冗談交じりに振り返った。