今季不振が続いたBミュンヘンが、来季に向けて総額6000万ユーロ(約69億円)の大型補強を行うと、ドイツ紙ビルトが報じた。今季は開幕前に新戦力獲得に動かず、冬にMFルイス・グスタボ(23)を獲得したのみ。結果的にリーグ、ドイツ杯、欧州CLとすべてのタイトル獲得の可能性を失った。来季の復活に向けてヘーネス会長も「必要なものに支出する」とコメントしているという。

 補強が急務とされるDF陣では、ポルトガル代表ファビオ・コエントラン(23=ベンフィカ)オランダ代表フレゴリー・ファンデルウィール(23=アヤックス)ドイツ代表ジェローム・ボアテング(22=マンチェスターC)の3選手が候補。さらにドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(25=シャルケ)も挙がっている。さらにFWディミタル・ベルバトフ(30=マンチェスターU)や、クロアチア代表MFイボ・イリセビッチ(24=カイザースラウテルン)も挙がっており、すべての補強がうまくいけばそうそうたる布陣が組めそうだ。