サッカーの元イングランド代表FWマイケル・オーウェン(33)が19日、今季限りで現役を引退すると表明した。

 「今がキャリアを終える適切なタイミングだと感じた」と自身の公式サイトでコメントを発表した。イングランド代表では、89試合に出場して40得点をマークした。

 オーウェンは18歳で初出場した1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会のアルゼンチン戦で高速ドリブルから劇的なゴールを挙げ、世界の注目を集めた。「ワンダーボーイ」のニックネームで親しまれた。

 スペインリーグのRマドリードやプレミアリーグのマンチェスターUなどでプレーしたが、近年は故障に悩まされていた。今季はプレミアリーグのストークに所属している。