フランス3部グルノーブルMF松井大輔(30)の移籍先候補のディジョンを率いるパトリス・カルトロン監督が早期決着を熱望したことを5日付の同国紙ル・ビアン・ピュブリック(電子版)が報じた。グルノーブルは財政問題で、経営監視委員会から4部降格処分を通告されており、上訴しなければプロ資格を失う。ディジョンは状況の推移を見守っているが、同監督は辛抱できない様子。「(新チームで)練習を再開させるため選手たちに自由を与えないのは残念。私は松井について話そうとしたが、グルノーブルの誰とも連絡が取れなかった。彼らがよい決断を下すことを期待する」と話した。(松本愛香通信員)