優勝候補の桐生祥秀(19=東洋大)が欠場したレースは、ケンブリッジ飛鳥(21=日大)が10秒33(追い風1・0メートル)で制した。

 3人がほぼ横並びでゴールに飛びこむ接戦に競り勝った。スタートでは後方も、大きなストライドで得意の後半で逆転した。関東、全日本ともに学生対抗選手権での優勝は初めてで「最後で勝ててうれしい」と笑顔を見せた。