別府大分毎日マラソン(3日・大分市高崎山うみたまご前-大分市営陸上競技場)に出場する招待選手が2日、大分市内で記者会見を行った。

 昨年のロンドン五輪で6位に入った中本健太郎(安川電機)が「まだ一度も勝ったことがないので、ガッツポーズをつくって優勝したい」とマラソン初優勝に向けて意気込んだ。

 公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)は「最低でも2時間10分を切りたい。日本人の中でトップを争うような醜いレースはしたくない」と積極的に外国人選手へ食らい付く姿勢を明かした。

 2007年世界選手権代表の佐藤智之(旭化成)や、前回2位のセルオド・バトオチル(モンゴル)らも順調な調整をアピールした。林昌史(ヤクルト)と荒川丈弘(旭化成)は欠場する。

 大会は8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ね、日本人3位以内に入れば、ほかの選考レースの結果次第で代表となる可能性もある。