<ボルタ・アオ・アルガルベ>◇第4S◇169キロ◇20日◇UCI2・1◇ポルトガル

 セバスチャン・ロセレル(ベルギー)が単独で逃げ切り、新生ラジオシャックに初勝利をもたらした。同チームの公式サイトによると、ロセレルは40キロ付近から5人の逃げグループに加わり、最大5分10秒まで集団との差を開いた。アスタナとHTC・コロンビアが集団をコントロールして追い上げたが、ロセレルが残り28キロ付近でアタックをかけてともに逃げていた5人を引き離し、そのままゴールした。「とても驚いている。マシャドとライプハイマーを風から守ることを考えていたが、逃げに乗れそうだった。これはチームの初勝利に貢献できるチャンスだと思っていった」とコメントしている。

 アルベルト・コンタドール(スペイン=アスタナ)は、トップから3分遅れのメーン集団の19位でゴール。総合首位の座は守ったが、15秒差の2位にティアゴ・マシャド、28秒遅れの3位にリーバイ・ライプハイマーとラジオシャック勢がつけている。