世界で最も過酷なモータースポーツといわれる「ダカール・ラリー」(来年1月3~18日)で4輪部門13度目の優勝を目指す三菱自動車が3日、東京都内で、優勝2度の増岡浩ら前回と同じ4人のドライバーを起用するなどの体制を発表した。

 車両はパジェロ・エボリューションからレーシング・ランサーに変更し、初めてディーゼルエンジンで臨む。増岡は「未知の部分はあるが、経験を生かして冷静に走れば結果はついてくる」などと抱負を話した。

 今年のダカール・ラリーはテロの危険が高まったため開幕前日に中止。来年は初めて南米に舞台を移し、アルゼンチンとチリで行われる。