第2シードで世界ランク6位の錦織圭(26=日清食品)は、2回戦で同43位のサム・クエリー(28=米国)に4-6、3-6のストレートで敗れて準々決勝進出はならず、出場大会連続優勝を逃した。



錦 織04-6
3-6
2クエリー


リターンする錦織(共同)
リターンする錦織(共同)

第2セット


   101112
錦 織          3
クエリ       6

※○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

※クエリーのサーブで第2セット開始


第9ゲーム 錦織が15-30とリードするが、強烈なファーストサーブで追いつかれ、フォアのリターンがネットにかかりマッチポイント。ジュースに粘るが8本目のサービスエースでアドバンテージを握られ、最後はフォアがアウトしてクエリーがキープし、第2セットも連取して準々決勝進出を決めた。錦織のファーストサーブの確率は44%。ファーストのポイント獲得率は71%、セカンドは48%。サービスエースは4本。クエリーはファーストサーブの確率は64%。ファーストのポイント獲得率は87%、セカンドは50%。サービスエースは8本。

第8ゲーム バックのウイナーなどで錦織がキープ

第7ゲーム 7本目のサービスエース。錦織のミスもありクエリーが余裕を持ってキープ

第6ゲーム フォアのクロスのウイナーを決め錦織がラブゲームでキープ

第5ゲーム 6本目のサービスエースを決めクエリーが危なげなくキープ

第4ゲーム 連続のダブルフォールトでトリプルのブレークピンチ。ラケットを投げ出して悔しさをあらわにしたが、連続サービスエースでジュースに粘る。2度目のジュースでバックがアウトし再びブレークピンチもバックのダウンザラインのウイナーでしのぐ。3度目のジュースでもリターンがネットにかかりブレークピンチとなるが、今度はフォアの逆クロスのウイナーで逃れ、6度目のブレークピンチも強烈なフォアでしのぐ。しかし、ミスで迎えた7度目のブレークピンチはフォアのクロスがアウトしクエリーがついにブレーク

第3ゲーム クエリーがラブゲームでキープ

第2ゲーム 40-0とリードしながらネットプレーなどで40-30。さらにフォアがアウトしジュースに持ち込まれるが、フォアの逆クロスがウイナーとなり錦織が何とかキープ

第1ゲーム 3、4本目のサービスエースを決めクエリーがキープ


第1セット


   101112
錦 織         4
クエリ       6

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

※クエリーのサーブで試合開始


第10ゲーム ストロークで競り負けダブルのブレークピンチ。ボディーサーブでしのぐが、最後はフォアがアウトしクエリーがブレークし、第1セットを先取。第1セットの錦織のファーストサーブの確率は50%。ファーストのポイント獲得率は71%、セカンドは50%。サービスエースは2本。クエリーはファーストサーブの確率は66%。ファーストのポイント獲得率は81%、セカンドは37%。サービスエースは2本。

第9ゲーム 相手の連続ミスでトリプルのブレークチャンス。最後はクエリーのフォアがアウトし錦織がラブゲームでブレーク

第8ゲーム 2本目のサービスエースを決め、錦織がキープ

第7ゲーム 2本目のエースなど、安定したサーブを見せクエリーがキープ

第6ゲーム 錦織がラブゲームでキープ

第5ゲーム 1本目のサービスエース。錦織がフォアのウイナー、相手ミスで反撃するが、最後はバックのダウンザラインがウイナーとなりクエリーがキープ

第4ゲーム ストロークで競り勝ち40-0。リターンエースで40-15となるが、スマッシュをクエリーが返せず錦織がキープ

第3ゲーム 錦織がラケット交換。サーブで圧倒しクエリーがラブゲームでキープ

第2ゲーム 先行されたがフォアのウイナーで追いつき、相手ミスでゲームポイントを握るが、ミスでジュース。ストロークで競り負けブレークピンチとなり、ダブルフォールトでクエリーがブレーク

第1ゲーム ファーストサーブがさえ、クエリーが危なげなくキープ