葛西紀明(43=土屋ホーム)は2回とも136メートルを飛び、294・3点で7位となった。竹内択(北野建設)は135メートル、137・5メートルの293・4点で8位だった。

 ペテル・プレブツ(23=スロベニア)が139・5メートル、139メートルの325・9点で、男子のシーズン最多に並ぶ今季13勝目を挙げて通算19勝とし、6試合を残して初の個人総合優勝を決めた。

 伊東大貴(雪印メグミルク)は14位、作山憲斗(北野建設)は22位、伊藤謙司郎(雪印メグミルク)は30位。栃本翔平(雪印メグミルク)は2回目に進めず37位だった。

 ▽葛西紀明の話 1本目は失敗。(踏み切りの)タイミングが遅れた。2本目は良かったと思う。追い風が強い中での136メートルは戦えるジャンプ。また次が楽しみと感じた。

 ▽竹内択の話 タイミングの遅れがあった。2本目の方がまだ良かったが、テレマークが入らなかった。ちゃんと入れば、あと二つぐらい(順位が)上がっていた。調子自体は上がっている。