今季限りで現役を引退するレバンガ北海道の桜井良太(41)が、A東京戦に8分54秒出場。勝利にはつながらず、4日の最後の公式戦へ向け「最後だから勝ちたいという思いはある。爪痕を残したい」と見据えた。

試合前には、同じ四日市工高出身のA東京安藤と談笑。同校男子バスケットボール部の水谷幸司監督が6月の引退試合を観戦することを安藤から知らされたといい、「『来るなら4日だよね』っていう話をした」と笑った。

この日は直接のマッチアップはなかったが「安藤は外のシュートが高確率で決まる守りづらい完成度の高い選手だなと思った」と後輩を持ち上げた。同校出身でB1のクラブに在籍するのは2人のみ。「数少ない後輩の1人。リーグを代表する選手でもあるので頑張ってほしい」とエールを送った。