新体操個人で1枠のリオデジャネイロ五輪代表を争っている早川さくらと皆川夏穂(ともにイオン)が5日、W杯イタリア大会を終えて成田空港に帰国し、直接対決の初戦で先勝した早川は「うれしい気持ちはあるが(戦いは)まだ始まったばかり」と気を引き締めた。

 7月までの4大会で上位につけた回数(勝ち数)が多い選手が代表となり、2勝で並んだ場合は日本に出場枠をもたらした皆川に決まる。

 皆川は「種目別決勝では力を出せたので、その感覚を忘れずに次につなげたい」と話した。