レギュラーシーズン3位の東芝神奈川が88-73で同4位のアイシン三河を破り、通算成績を1勝2敗として踏みとどまった。

 東芝は、前日3点シュート1本に終わった辻直人が絶好調。3点シュート7本を決めるなど、両チーム最多の30得点でチームを勝利に導いた。センターのニック・ファジーカスも25点を挙げ、チームの苦境を救った。三河は、東芝の勢いに押され、ファールトラブルで追い上げも届かなかった。

 東芝の北ヘッドコーチ(HC)は「後がない中で、辻が素晴らしいプレーをしてくれた。40分間我慢して、何があっても勝利するという気持ちで全員が戦ってくれた。来週に向けて、うちは後がないので、今日以上のプレーをするよう、準備したい」と話した。

 敗れた三河の鈴木HCは「東芝さんは後がない状況で、終始激しくやってきて、東芝のやりたいオフェンスを気持ちよくやられてしまった。辻君に30得点と気持ちよくやらせてしまった。1週間あるので、しっかりいい練習をしてやりたい」と話した。

 第4戦は6月4日、代々木第2体育館で行われる。