第2シードの妹、セリーナ・ウィリアムズが第13シードの姉、ビーナス・ウィリアムズ(ともに米国)を6-4、6-4で下し、2年ぶり7度目の優勝を果たした。4大大会で23勝目となり、昨年9月12日付で2位に転落した世界ランキングで1位に返り咲くことが決まった。

 35歳のセリーナはプロ選手の出場を解禁した1968年のオープン化以降の4大大会で単独最多の優勝記録となった。歴代でマーガレット・コート(オーストラリア)の24勝に次ぐ2位。オープン化以降で自身が持つ最年長優勝記録を更新し、優勝賞金370万豪ドル(約3億2000万円)を獲得した。

 ウィリアムズ姉妹の決勝対決は全豪では2003年以来14年ぶり、4大大会では09年ウィンブルドン選手権以来8年ぶりで、セリーナは1回戦からの7試合全てストレート勝ち。36歳のビーナスは全豪で初優勝はならなかった。

 男子ダブルスはヘンリ・コンティネン(フィンランド)ジョン・ピアース(オーストラリア)組が初優勝した。