日本ソフトボール協会は14日、北京五輪代表にエース上野由岐子(ルネサス高崎)や外野手で主将の山田恵里(日立ソフトウェア)ら15人を発表した。左アキレス腱(けん)断裂で3月の最終選考合宿を欠場した内藤恵美(豊田自動織機)も選んだ。

 15人のうち上野ら6人が2大会連続、内藤は3大会連続出場となった。

 4年後のロンドン五輪で実施競技から外れ、現状で北京は優勝を目指す最後の舞台となる。前回まで選手として参加した斎藤春香監督は「内藤は6月に復帰できる見通しが立ったので、守備の要として期待した。金メダルのため全身全霊を傾けたい」と意気込んだ。

 代表選手は次の通り。

 ▽投手

 上野、江本奈穂(豊田自動織機)坂井寛子(太陽誘電)染谷美佳(デンソー)▽捕手

 乾絵美、峰幸代(以上ルネサス高崎)▽内野手

 伊藤幸子(トヨタ自動車)佐藤理恵(レオパレス21)内藤、西山麗(日立ソフトウェア)広瀬芽(太陽誘電)三科真澄(ルネサス高崎)▽外野手

 狩野亜由美(豊田自動織機)馬渕智子、山田(以上日立ソフトウェア)