フィギュアスケート男子の織田信成(関大)が2年後のバンクーバー五輪を目指し、8月の北米での競技会で復帰する予定であることが18日、分かった。織田は昨夏の酒気帯び運転による出場停止処分が解除された後も試合出場を自粛。実戦は昨年4月のジャパン・オープン以来、約1年4カ月ぶりとなる。

 関係者によると、世界女王の浅田真央(愛知・中京大中京高)も手掛ける振付師ローリー・ニコルさんが担当した新演目はフリーが「ワルシャワ・コンチェルト」で、ショートプログラム(SP)の「仮面舞踏会」とともにクラシック音楽となった。4月末から五輪女王の荒川静香を指導したニコライ・モロゾフ・コーチに師事。今月27日からの横浜のアイスショーで処分後、国内では初めて公式の場で演技する。