北京パラリンピックのため2日に北京入りした車いすバスケットボール男子は、初戦会場の国家体育館で初練習した。日本選手団の主将を務める京谷和幸(千葉県)は「すごくいい体育館。客席が近くて、お客さんでいっぱいになった時が楽しみ」と開幕を心待ちにした。

 日本を出発する前の成田空港では、サッカー日本代表の岡田武史監督と遭遇。交通事故によりサッカー選手を引退する前はJリーグの市原(現千葉)に所属しており、教えを受けた元コーチから「頑張れよ」と激励されたという。京谷は「選手の力をひとつにして、勝ちにいきたい」と力を込めた。