全日本柔道連盟は10日、東京都内で審判委員会を開き、国際柔道連盟(IJF)が導入を決めた「効果」ポイント廃止などの新たな試合方式を講道館杯全日本体重別選手権(15、16日・千葉ポートアリーナ)から実施することを確認した。すでに出場予定選手、団体などには通達している。

 最も軽いポイントの「効果」廃止は1本勝ちの推奨を目的に決まり、10月に行われたIJF主催大会の世界ジュニア選手権で試験運用された。従来5分だった延長戦もIJFの決定に従って、3分に短縮して行う。嘉納杯東京国際大会(12月12-14日・東京体育館)でも新ルールを導入する。