スピードスケートのW杯最終戦の開幕を翌日に控えた3日、男子500メートルで種目別総合優勝を狙う加藤条治(日本電産サンキョー)ら出場選手が、会場となるオランダのヘーレンフェインの室内リンクで最終調整した。

 種目別得点でトップに立つ加藤は1時間弱の滑走練習。軽めに体を動かしながらも、スタート練習などでは鋭い動きを見せた。「総合は取らないといけないと思っている」と、日本選手として10シーズンぶりとなるタイトルに意欲を示した。男子500メートルは4日と、大会最終日の6日に計2レースを行う。