<バレーボール:W杯女子大会・日本3-2ドイツ>◇10日目◇17日◇東京・代々木第1体育館

 第3セットから投入されたアタッカーの新鍋理沙(21=久光製薬)が、ドイツに傾いた流れを引き戻した。

 安定したサーブレシーブで日本の攻撃を立て直し、サイドから持ち味のスピードあふれるスパイクを決めた。真鍋政義監督(48)も「新鍋はいい仕事をしてくれる」と絶賛。今年から代表入りした21歳の新鋭は「監督に思い切りやれと言われたので、考えすぎずに思い切り打った。次も思い切ってやるだけ」と力を込めた。