<卓球:全日本選手権>◇最終日◇22日◇東京体育館

 男子シングルスで水谷が持つ最年少優勝記録更新を狙った丹羽孝希(青森山田高=17)は、準々決勝でダブルスのパートナー、松平健(早大)に屈した。「(台から)下がりすぎて、相手の得意な展開になってしまった。自分の力の半分も出せなかった」と肩を落とした。

 昨年12月の世界選手権団体戦代表選考会で松平健に完勝したが、この日は動きが鈍く、得意のカウンターが不発に終わった。ロンドン五輪代表入りに向け、十分にアピールができなかった丹羽は「一からやり直します」と出直しを誓った。