アマチュアボクシングの女子アジア選手権(19~25日、モンゴル)に向けた直前合宿を都内で行っている日本代表が、13日に練習を公開。集まった報道陣50人の前で、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんことミドル級の山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)らが汗を流した。

 男子選手とのマスボクシングを途中で中断して、呼吸を乱しながら、いったんは控室に消えた山崎は「すごいいっぱいの人が来てくれて、いいところを見せようと張り切って、空回りしちゃいました。何度か休憩しちゃいました」と反省の表情。帳尻を合わせるように、皆が練習を終えた後に居残りでミット打ちなどを続けた。

 5月の世界選手権(中国)で8強入りすればロンドン五輪出場が決まる。アジア選手権では海外の強豪と戦う貴重な機会で、1つの試金石になる。「スピードがある選手などとスパーリングもさせていただき、自分のどこが足りないか勉強できている。試合で出せるように頑張ります」と意気込んだ。