<アーチェリー:W杯オグデン大会最終選考会>◇初日◇20日◇東京・国立スポーツ科学センター・アーチェリー場◇70メートル(72射)

 女子は蟹江美貴(23=ミキハウス)が自己最高の667点(720点満点)をマークして首位スタートした。近大の後輩の川中香緒里(20=近大)が8点差の2位につけた。

 男子はアテネ、北京両五輪代表の古川高晴(27=近大職員)が676点で1位、同じく676点の石津優(25=広島県協会)が10点数の差で2位。ロンドン五輪で最年少出場を目指す鬼山直也(16=東海大甲府高2年)は618点で最下位6位と出遅れた。

 既に代表に決まっていて、オープン参加の男子の菊地栄樹(26=エディオン)は659点で4位、女子の早川漣(24=佐世保商高職)は654点で3位。この2人と選考会の上位男女各2人が6月に米国で行われるW杯に出場し、ロンドン五輪団体出場権獲得を目指す。