<テニス:全米オープン>◇14日目◇9日◇ニューヨーク・ナショナルテニスセンター

 女子シングルス決勝はウィンブルドン選手権覇者でロンドン五輪金メダルの30歳、セリーナ・ウィリアムズ(米国)が第1シードで23歳のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6-2、2-6、7-5で下して4年ぶり4度目の優勝を果たし、優勝賞金190万ドル(約1億4820万円)を獲得した。

 4大大会は通算15勝目。ウィンブルドン、五輪、全米の3連勝は1988年のシュテフィ・グラフ(ドイツ)と2000年の姉、ビーナス・ウィリアムズ(米国)に続く3人目の快挙となった。

 男子シングルス準決勝は2連覇を狙うノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのダビド・フェレール(スペイン)を2-6、6-1、6-4、6-2で退け、8日の準決勝を勝った五輪王者のアンディ・マリー(英国)と10日(日本時間11日)の決勝で対戦する。女子ダブルスはサラ・エラニ、ロベルタ・ビンチ組(イタリア)が初優勝した。