フィギュアスケート男子で、3月の世界選手権で銀メダル、ソチ冬季五輪で5位入賞を果たした町田樹が2日、在学する関西大がある大阪府吹田市から市長賞を贈呈された。9月から始まる新しいシーズンを「期待してほしい」と意欲を見せた。

 町田は市役所で、井上哲也市長と歓談。昨秋からのシーズンについて問われ「オリンピックの悔しさが世界選手権につながり、やりきれたと思う」と笑顔で答えた。

 また、ソチ五輪の金メダリスト羽生結弦を「彼はライバル。来年も互いに切磋琢磨(せっさたくま)していけたら」と話した。

 吹田市長賞はこれまで女子マラソンの高橋尚子さんやサッカーの遠藤保仁などが受賞しており、町田選手で14人目。