25メートルプールで争われる競泳のW杯兼日本選手権(28日、東京辰巳国際水泳場)の前日練習が27日、都内で行われ、先月の仁川アジア大会でMVPに輝いた競泳男子の萩野公介(20=東洋大)らが参加した。

 オフ明けで練習を再開したばかりだが「ターンとターン後の水中動作などを気をつけたい。自力はついているので、楽しんでレースをしたい」と話した。今大会は100、200メートル自由形、100、200メートル個人メドレーに出場する。

 また、今大会では背泳ぎのスタート時に両足をかけるブロックの導入が試験的に導入される。両足で壁を蹴りやすくする狙いで、早ければ、12月の国際水泳連盟(FINA)総会で提案される。

 技術力のある日本人より、体の大きな外国人に有利との声が出ているだけに、選手たちの反応が注目される。