「JX-ENEOSウインターカップ2014第45回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会」(12月23~29日、東京体育館)の組み合わせ抽選が17日、都内で行われた。

 出場は各都道府県代表47校と高校総体優勝・準優勝校、開催地枠東京1校の男女各50校。男子は今夏の高校総体優勝の福岡大大濠(福岡)が21年ぶり3度目の栄冠を目指す。女子は総体を制した桜花学園(愛知)が3年連続20度目の優勝を狙う。

 福岡大大濠は前回決勝で敗れた明成(宮城)に総体で雪辱した。U-18代表PG津山尚大、主将のSG鳥羽陽介の3年生コンビに、SF牧隼利(2年)を加えた総合力は抜群だ。順当ならば準決勝で総体3位の洛南(京都)、決勝で明成と再戦が予想される。

 桜花学園はエースPF加藤優希ら3年生が中心。新戦力では、卒業した馬瓜エブリンの妹ステファニー(1年)に期待がかかる。決勝は総体と同じ昭和学院(千葉)との対戦が有力だが、総体とダブルでの20度目制覇に燃えている。

 大会は今年も東日本大震災復興支援として行われる。

 <主催>日本バスケットボール協会、全国高等学校体育連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社<特別協賛>JXホールディングス、JX日鉱日石エネルギー