子供たちのむいているスポーツや各種運動能力の伸ばし方をアドバイスする「スポーツパフォーマンス測定会」(スポーツ能力発見協会主催=大島伸矢会長)がこのほど、佐賀・白石町の有明スカイパークで行われた。
欧米、日本のトップアスリートも使う測定器を駆使して実施される同測定会は、2013年11月の東京・板橋区での初開催から8回目で、九州では初めて。今回は、小学3年から中学3年まで、約200人が参加し、「10メートルスプリント」「敏しょう性テスト」「ジャンプ力とバネ力」「反応ジャンプ」「ボールスロー」の5種目の計測を行った。
会場にはシドニー五輪水泳女子400メートルリレー銅メダリストの田中雅美さん、地元佐賀・鳥栖市出身の女子ビーチバレーボール浦田聖子がゲストとして参加。田中さんは「子どもたちが自分に合うスポーツを知るきっかけになったらうれしい」とあいさつした。
測定が始まると、子供たちは興味津々で、結果が出ると、「こんなにジャンプ力が高いとは思わなかった!」「高校に入ったらやろうと思っていたバレーボールが向いていると言われたのでうれしい」「今は陸上の短距離をやっているけど、測定結果を見てソフトボールをやってみたい」「今はスポーツをやっていないけど、今日楽しかったからこれからスポーツをやってみます」などの声を上げた。
子供たちを笑顔で見守り、激励し続けた浦田は「生まれ故郷佐賀でこのようにスポーツを通して子どもたちと触れ合えてうれしかったです。結果を聞いて、これまで取り組んできたスポーツからさらに幅を広げてスポーツを楽しんで、挑戦して欲しいです」と話していた。
測定会は今後も全国で開催されていく。
詳細はスポーツ能力発見協会
http://www.dosa.or.jp
に掲載。