日本バレーボール協会は26日、2020年東京五輪に向けた「集中強化対象選手」として既に女子日本代表に入っている19歳のセッター、宮下遥(岡山シーガルズ)ら女子8人、男子10人を発表した。同協会は東京五輪をにらんだ強化策を「プロジェクト・コア」と名付け、対象選手の強化やさらなる有望選手の発掘に力を入れる方針。

 集中強化対象選手には年齢や人数の制限を設けず、約1年ごとに選手を追加するか検討する。男子は昨季までプレミアリーグの堺を率いた酒井新悟監督、女子は安保澄監督が指導する。宮下は「東京五輪を最高の形で迎えられるように、一日一日を積み重ねていきたい」と意気込みを口にした。