バスケットボール女子日本代表の渡嘉敷来夢(20)が、ロンドン五輪世界最終予選(6月、トルコ)に間に合わない可能性があることを、所属であるJXの内海知秀監督(53)が明かした。10日、都内でWリーグのプレーオフ会見に出席。監督を兼任する日本代表の渡嘉敷について「1月下旬に手術をし、通常だと(復帰まで)半年かかる」と話した。慢性的な痛みに苦しんでいた左足舟状骨の疲労骨折を治すため、ボルトを入れたという。骨が接着するまでに3カ月かかり、4月下旬からの米国合宿、5月の直前合宿の参加は絶望的。2大会ぶりの五輪行きに欠かせない身長192センチの「高さ」を予選でも失えば、苦戦は必死だ。