アマチュアボクシング男子ミドル級のロンドン五輪代表で金メダル候補の村田諒太(26=東洋大職員)が17日、都内のワタナベジムで、元東洋太平洋、元日本スーパーウエルター級王者の柴田明雄(30)と3ラウンドのスパーリングを行った。

 ワタナベジム所属のWBA世界スーパーフェザー級王者の内山が、後輩の村田から「金メダル宣言」を引き出した。6歳下の村田とはアマ時代から交流がある。後輩の実力は誰よりも知るだけに「日本人離れしたパワー。あいつは本物です」。練習後は「(村田は)メダルを取りますからよろしく」と報道陣に予告。続けて村田に「色は何色」と質問すると村田は「目指すのは金です」ときっぱり言い切った。