気合の署名集めだーー!

 「レスリングを五輪競技に復帰させる会」が30日、東京・表参道で署名活動を行い、ロンドン五輪代表の浜口京子(35)の父アニマル浜口氏(65)が「気合だーー!」の連発で通行人に熱を伝えた。同五輪金メダリストの小原、伊調、米満らも参加する中で、「レスリングが五輪競技から除外されないよう、永遠に存続しますように、みなさま署名をよろしくお願いします!」と声を張り上げた。

 レスリングは20年五輪からの除外対象になり、5月の国際オリンピック委員会理事会を経て、9月の総会で存続できるかが最終決定する。現時点で自署が2万5000人、インターネットで9000人。この日は街頭で初の署名活動で、「復帰させる会」の樋口代表は「今日は約1000人。全国からまとまった数で送られてくるものもある」と5月中旬までの目標10万人に自信。アニマル浜口氏も手応えがあったのか、「今日はあと5カ所行くぞ、次は原宿だーー」と息巻いていた。