「女萩野」になる!

 日本水泳連盟は14日、都内でパンパシフィック選手権(8月21日開幕、オーストラリア)とアジア大会(9月19日開幕、韓国)の日本代表を発表した。13日に閉幕した日本選手権の平泳ぎ、個人メドレーで3冠に輝いた渡部香生子(かなこ、17=JSS立石)も両大会の代表に決定。今後は自由形を中心に、平泳ぎ以外の個人種目に出場する考えも明かした。2歳上の萩野、瀬戸らマルチスイマーへの憧れは強く、刺激も受ける。「いろいろ挑戦することが個人メドレーにつながる。自由形にもチャレンジしたい」。萩野、瀬戸も多種目に挑戦することで、個人メドレーの強化につなげている。日本代表の平井ヘッドコーチも「平泳ぎばかりの練習だとケガにつながる。バタフライの強化は平泳ぎにもつながる」と「女萩野」の誕生を心待ちにした。