<ラグビー・トップリーグ・プレーオフ:東芝6-0三洋電機>◇31日◇決勝◇東京・秩父宮ラグビー場

 プレーオフのMVPには東芝FB立川剛士が選ばれた。24日の1回戦サントリー戦での2トライなど、プレーオフを通じて攻守ともに勝利に貢献したと、評価された。

 この日は、三洋SOトニー・ブラウンのキックに対して、好キックで応戦したり、自ら突破を試みたり、的確に対処。防御でも体を張った。決勝とあって、スタミナ配分は考えず、キックオフからエンジン全開の動きだった。試合前に控えFBの松田努に、「行けるところまで行きますので、後はお願いします」と頼んで出陣したという。だが、両軍の先発で最年長の33歳は、ノーサイドまで元気に走り回っていた。