ラグビー・トップリーグは9月3日に東京・秩父宮ラグビー場で、昨季覇者の東芝と同準優勝の三洋電機との対戦で開幕する。

 東芝は2日、東京・府中市内のグラウンドで最終調整。瀬川智広監督は「今までいろんな形でチームにかかわってきたが、開幕を迎える状態としては最もいい形。春からの伸びしろが大きい」と自信を見せた。

 今回はオープン戦なども負けなしで、ニュージーランド遠征では同国代表を含むワイカト州代表に勝ったことも自信になった。WTB広瀬俊朗主将も「例年以上に雰囲気がいい。みんながラグビーを楽しんでいる」とチーム状態の良さを強調。この日の朝のミーティングでは「勝ち負けより、東芝ラグビーのレベルアップを。いろんな人が応援してくれているので、恩返しを」と話したという。