日本相撲協会の伊勢ノ海生活指導部長(元関脇藤ノ川)は4日、全52部屋に配布した新型インフルエンザの感染に関する調査書の結果から、角界の感染状況が改善に向かっていることを明らかにした。

 同日は調査書の1回目の提出期限だった。伊勢ノ海部長は全部屋からは集まっていないと前置きした上で「(8月の)巡業中に感染した人は完治している」とし、現在治療中の人数についても「ほとんどいない」と話した。

 最終的な調査結果は、2回目の提出期限となっている秋場所初日の13日に説明される予定。