昨年9月の尿検査で陽性反応を示し、日本相撲協会を解雇された元露鵬、元白露山兄弟が、力士として地位確認を求めた訴訟の弁論準備が28日、東京地裁で行われ、10月26日に行われる証人尋問に、元白露山の師匠で問題発生当時に理事長だった北の湖親方を証人として採用することを同地裁が認めた。原告代理人の塩谷安男弁護士によると、北の湖親方は「裁判所から召喚状が届けば、出廷して本当のことを話す。それが国民の義務だ。私の証言が原告、被告(日本相撲協会)のどちらに有利に働くかという意識はない」と話しているという。