大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の番付が発表された29日、新入幕を果たした前頭舛ノ山(20=千賀ノ浦)が都内の千賀ノ浦部屋で会見した。「子どものころから相撲を見ていて、幕内はあこがれ。うれしかった。まだ実感がない。気負わず、思い切りやりたい。馬力で相手を圧倒する相撲を取りたい」。初場所で右足首を痛めて途中休場もありながら、十両は4場所で通過。部屋初の新入幕に、師匠の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)は「新十両から早かったからびっくりしている。部屋のみんなの手本になってほしい」と話した。