大相撲の横綱白鵬(26=宮城野)は13日、都内の部屋で九州場所に向けた稽古を行った。観光大使を務める北海道滝川市を訪問したり、大関日馬富士の結婚披露宴に出席したりと多忙とあって、7日に都内の靖国神社で行われた奉納大相撲以来、6日ぶりにけいこ場に下りた。その後は、日本体育協会などが東日本大震災の復興支援として行う「スポーツこころのプロジェクト」の一環として、ビデオメッセージの撮影に臨んだ。同プロジェクトでは、被災地の小学校で体験談などを話す授業を行う計画だが、白鵬は「私1人で行けるところは限られている。行けない地域の子どもにもメッセージを伝えられれば。日本の未来を背負っていってほしい」と話した。