中川正春文部科学相は18日の記者会見で、日本相撲協会が年寄名跡見直しの結論を来年2月以降に持ち越したことについて「検討状況を見極め、必要であれば(協会の)報告を踏まえて確かな指導をしていきたい」と述べ、今月中にも協会側から状況報告を求める考えを明らかにした。

 高額でのやりとりが問題視される年寄名跡について、相撲協会は6月に文科省に提出した改革工程表で、10月中に見直し方針を決定すると表明していた。