体が小さい人を対象とした春場所第2新弟子検査が14日、東京・両国国技館で行われた。7人が受検したが、2人は通常の173センチ、75キロ以上の体格、残る5人は167センチ、67キロ以上の体格と体力検査をクリアした。18歳で長野・諏訪生まれの茅野は、小さいころから力士を夢見ていた。昨年九州場所のテレビ中継で、大嶽親方(元十両大竜)の「部屋も新しくなり、スカウトに力を入れて活気づけたい」という話を聞き、すぐに電話で入門志願した。元横綱大鵬の納谷氏にも「おれも入門した時は細く小さかった。ガムシャラに頑張れ」とエールを送られた。茅野は「いろいろあった部屋だけど明るい。徐々に体力をつけて頑張りたい」と話していた。7人は3月3日の第1新弟子検査時の内臓検査を経て、11日初日に合格発表となる。