日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で理事会を開き、29日付で春日山部屋の師匠が交代することを承認した。新理事に選出された春日山親方(元前頭春日富士)は年寄「雷」を襲名して、部屋付きになる。一方、元前頭浜錦(追手風)は引退し、年寄「春日山」を襲名し、春日山部屋の師匠になる。春日山親方は「(理事選に)立候補した時から、弟子にはそう言ってきた。(浜錦は)まじめで、35歳まで相撲を取るなど粘り強い。寂しい部分もあるけど、協会あっての部屋。自分は両方できる器ではない」と説明した。