<大相撲春場所>◇7日目◇17日◇大阪府立体育会館

 東日本大震災の被災地の児童や保護者ら25人が、大阪府立体育会館に観戦に訪れた。春場所担当部長の貴乃花親方(元横綱)が招待した。

 岩手県、宮城県の小中学生が中心。大阪相撲案内所(相撲茶屋)組合と協力してツアーを組んだ同親方は「いろんな支援が続いていく中、相撲で和みを与えることも大事」と話した。

 宮城県気仙沼市に住む面瀬小4年の小野寺大耀君(10)は「相撲が見られてうれしいし、楽しかった」と感激の面持ち。2月のNHK福祉大相撲で大関把瑠都に胸を借りた小野寺君は「把瑠都関に横綱になってもらいたい」と応援していた。