大相撲の西前頭2枚目の嘉風(30=本名大西雅継、大分県出身、尾車部屋)、東前頭8枚目の千代の国(21=本名沢田憲輝、三重県出身、九重部屋)、西十両2枚目の土佐豊(27=本名森下祐哉、高知県出身、時津風部屋)が、いずれもけがのため春場所13日目の23日から休場した。

 嘉風は12日目の栃ノ心戦で右脚を負傷した。休場は2005年名古屋場所以来2度目。13日目の対戦相手、小結栃煌山は不戦勝。千代の国は11日目の隆の山戦で右肩を痛めていた。休場は2場所連続6度目。13日目の対戦相手、栃ノ心は不戦勝。今場所の幕内の休場者は、この2人が初めて。

 土佐豊は師匠の時津風親方(元幕内時津海)によると、12日目の皇風戦で敗れた際に古傷の左膝を痛めた。休場は昨年名古屋場所以来で2度目。13日目の対戦相手、高見盛は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は計6人となった。